ダイビング
ダイビング用語集|初心者が覚えておきたい基礎用語まとめ
ダイビングを始めると、講習やショップでのやり取りの中に聞き慣れない用語がたくさん出てきます。この記事では、資格・安全管理・器材・水中動作の4つのカテゴリに分けて、初心者が最初に覚えておきたい基礎用語をまとめました。
結論から言うと、Cカード・バディシステム・中性浮力・減圧症の4つの用語を押さえておけば、講習の内容はぐっと理解しやすくなります。
資格・講習に関する用語にはどんなものがある?
- Cカード(Certification Card):PADIなどの指導団体が発行する認定カード。国の免許ではないが、実質的にダイビングをするための必須資格として扱われる
- オープンウォーター・ダイバー(OWD):最初に取得する入門ライセンス。最大水深18mまで潜水可能
- アドバンス・オープンウォーター・ダイバー(AOW):最大水深30mまで拡張された、2番目のステップのライセンス
- スペシャルティ:ドライスーツ、ナイトダイビング、ディープなど、特定のテーマに特化した追加講習
- ファンダイビング:講習ではなく、Cカードを持ったダイバーがガイドとともに海を楽しむ通常の潜水
安全管理に関する用語にはどんなものがある?
- バディシステム:2人以上のペアで行動し、互いの安全を確認し合いながら潜水するダイビングの基本ルール
- 減圧症(DCS):水中で血液中に溶け込んだ窒素が、浮上時に気泡化して起こる潜水病。急浮上や無理な潜水スケジュールが主な原因
- 無減圧潜水時間(NDL):減圧停止をせずに安全に浮上できる残り時間の目安。ダイブコンピューターに表示される
- 安全停止:浮上前に水深5m前後で数分間停止し、体内の窒素を落ち着かせてから浮上する手順
- 耳抜き(イコライジング):水圧の変化に合わせて耳の中の圧力を調整する動作。詳しくは「ダイビングの耳抜きのコツ」で解説しています
器材に関する用語にはどんなものがある?
- BCD(Buoyancy Control Device):空気を入れたり抜いたりして水中での浮き沈みを調整する器材
- レギュレーター:タンクの高圧の空気を呼吸できる圧力まで減圧して供給する器材
- オクトパス:レギュレーターの予備の予備の口。バディのエア切れなど緊急時に使う
- ウェイト:体を沈めるための重り。体型やスーツの浮力に合わせて調整する
- ドライスーツ/ウェットスーツ:水温によって使い分ける潜水用スーツ。違いは「ダイビング初心者の持ち物・器材ガイド」で詳しく解説しています
水中動作に関する用語にはどんなものがある?
- 中性浮力:水中で沈みも浮きもしない、宙に浮いたような状態を保つこと。ダイビングの快適さを大きく左右するスキル
- フィンキック:フィンを使った水中での推進動作。バタ足のように激しく動かすのではなく、大きくゆっくり動かすのが基本
- エントリー/エグジット:それぞれ海に入ること、海から上がること
- マスククリア:マスクに入った水を、鼻から息を吐き出して排出する基本スキル
- ハンドシグナル:水中で会話ができないため使う手信号。「OK」「エア残量」「浮上する」など、講習の早い段階で必ず習う
用語自体を丸暗記する必要はありません。講習の中で実際の動作とセットで教わるので、潜りながら自然と身についていきます。とはいえ、事前に一通り目を通しておくと、講習の理解がぐっとスムーズになります。
まとめ
ダイビングの用語は一見難しそうに見えますが、実際にはどれも安全に楽しく潜るための実用的な知識です。これから講習を受ける方は、この記事をブックマークして、分からない言葉が出てきたときに読み返してみてください。
よくある質問
Q. Cカードとライセンスは同じ意味ですか?
A. 一般に「ライセンス」と呼ばれるものの正体がCカードです。国の免許ではなく、PADIなどの指導団体が発行する認定カードを指します。
Q. 中性浮力とはどんな状態ですか?
A. 水中で沈みも浮きもしない、宙に浮いたような状態を保つことです。ダイビングの快適さを大きく左右する基本スキルです。
Q. 減圧症はなぜ起こるのですか?
A. 水中で血液中に溶け込んだ窒素が、浮上時に気泡化することで起こります。急浮上や無理な潜水スケジュールが主な原因です。
Q. バディシステムとは何ですか?
A. 2人以上のペアで行動し、互いの安全を確認し合いながら潜水する、ダイビングの基本ルールです。
Q. 用語を全部覚えないと潜れませんか?
A. 丸暗記する必要はありません。講習の中で実際の動作とセットで教わるので、潜りながら自然と身についていきます。